チーちゃんミーちゃんの育児レシピ

家族が笑顔になれるシンプルライフを目指している元保育士の奮闘ブログ。マンガを交えた育児日記も随時投稿!

【代替策提案】牛乳でカルシウム欠乏!・・それ以上の問題とは?

たびたびご紹介している『大人の食育シリーズ』

重要度が高いテーマなので復習を兼ねてまとめ投稿と最新の提案です。

 牛乳有害説

  1. 牛乳はウシの飲み物であり、消化に悪い
  2. カルシウム含有量が少ない上に骨粗しょう症性を引き起こす
  3. 牛乳に含まれる脂肪分が生活習慣病を引き起こす
  4. 乳牛の餌に大量のホルモン剤が入っているので危険(癌のリスクが高まる)

 

1,牛乳はウシの飲み物であり、消化に悪い

乳はその生物の赤ん坊の栄養源です。
つまり牛乳は牛の赤ん坊の栄養源。
大人になった牛さえ口にしない飲料です。

消化にとても悪い原因が以下です【最重要】

  • 牛乳に含まれる『乳糖』を分解しきれない→下痢の原因
    (乳糖を分解するためのラクターゼが日本人は特に少ない)
  • 牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)は消化しづらい

アジア人の多くは牛乳文化が歴史上ありません。
日本人の8割以上は乳糖を分解できる小腸を持ち合わせていないのです。

カゼインは人間の母乳にも含まれていますが、同じものではありません。
異種タンパクです。
人間のタンパク質とは組成が違うのでそのまま吸収できないのです。
(そのまま吸収するとアレルギー反応が)
したがって、異種たんぱく質を取り込んだ後にアミノ酸等で分解し、無毒化していく必要がある為、身体にはとても負担な飲料だということを承知して欲しい・・。

(小さい子は母乳を完全栄養食として取り入れるために、母乳に含まれる乳糖を分解できるようになっています。が、母乳に限ったことです。異種タンパク質は体にとても負担が大きいのです。)

 

2,カルシウム含有量が少ない上に骨粗しょう症を引き起こす

カルシウムといえば牛乳のイメージがあるかと思いますが、それを覆す根拠を。

  • 牛乳に含まれる大量のリンが、体内のカルシウムと結合した体外へ排出される。
    (牛乳に含まれるカルシウム以上に、体内のカルシウムを奪う)
  • 牛乳のカルシウムは分子が大きくて吸収しにくい
  • 市販されている多くの牛乳は、消化できないカルシウムを含んでいる。
    (65度以上で加熱殺菌すると、カルシウムとマグネシウムは熱によって壊され、体内で分解できない「リン酸カルシウム」に変化するそう。多くの牛乳は120度程の高温殺菌である。)

 

3,牛乳に含まれる脂肪分が生活習慣病を引き起こす

何も牛乳だけが原因ではありませんが、毎日がぶ飲みレベルなら原因の一つとなるでしょう。理由はコチラ↓

  • 飽和脂肪酸を大量に含んでいる。
  • 牛乳の乳脂肪はアテローム硬化を引き起し、心筋梗塞や脳卒中、さらには結腸癌、乳癌、前立腺癌になり易くなる。

 

4,乳牛の餌に大量のホルモン剤が入っている、抗生物質が投与されている

日本では飼育用のホルモン剤は使用されていないとのことですが、残留農薬、抗生物質、放射能汚染等、不安は沢山よぎります。
これらは言うまでもなく『ガン等の危険性』を孕んでおります。

乳牛の安全性においては、直接販売元をたどる等が無難です。
または、信用できるオーガニック系の食品を取り扱っている所の製品を。
・・・実際そこまでするのは困難かなと。

 

「ミルク」を断つなんて出来ない!!

和食以外のメニューがこんなにもあふれた現代で、ミルク絶ちはなかなかつらいところがありますね。
ミルクから離れると、料理のレパートリーもガクンと落ちてしまいます。
ミルクは料理をマイルドに、華やかにしてくれるのです。

そこで、ミルクから距離を取るための『ミルクたち』をご紹介。

 

【無調整豆乳】

メジャーな商品ですが、豆臭さが苦手な人もいるかもしれません。
苦手な方は料理に取り入れるところから使用していくと違和感ないかもしれません。

 

【ライスミルク】

豆乳ほど癖はありません。
最近どんどん知名度を上げ、商品をインターネットで目にするようにもなりました。
店頭に並ぶ日も近いかもしれません。

 

【アーモンドミルク】

ここ数年でジワジワと人気を集めていますね。
アーモンド臭いと思いきや、それほどまでではありません。
料理にもコーヒー等にも美味しく使えます。

 

【ココナツミルク】

独特ないい香りがします。
牛乳の代用はできないですが、ココナツミルクならではの独特な香りを楽しむ料理に大いに使えます。


【その他】

 コチラはいま注目のスーパーフードをミックスして作られたミルクを粉末化したもので、11/7に発売されたばかりです。
「米・玄米・アーモンド・ヘーゼルナッツ・チアシード・キヌア・ココナッツ・大豆プロテイン・オーツ」が入っています。

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嬉しいのが、鹿児島県産、農薬・化学肥料不使用の米を使用しているというところですね。
産地、農薬・化学肥料を気にしている身なので、これは本当に嬉しいことです。

また、低糖質、砂糖不使用ということも、身体に負担をかけない上で重要なポイントであります。
保存料等も使用していないところもいいですね。

 

最後に

最後は自分の判断。
なんでもダメダメー!!だなんて行き方は窮屈ですものね。
もし気になる方は代替品を楽しんでみたり、摂取量を減らしてみたり、自分なりの判断基準を持って食生活を楽しめるといいかもしれませんね。

ちなみに食いしん坊の私は代替え品も牛乳そのものも量や頻度、シーンを考えて楽しんでいます。
朝のスムージーはアーモンドミルクを使用したり、無調整豆乳、ライスミルク、届いたらスーパーフード系の「スーパーミルク」で作ります。(13日より順次発送とのこと・・・)
大好きなコーヒーは牛乳で頂くのが一番好きですが、身体が重たい時はアーモンドミルクに変更したりもします。
料理には、レシピによって豆乳と牛乳を使い分けていますが、今後、「スーパーミルク」を料理にも試そうと思っています。

自分を縛って健康な体を手に入れようとしても、心が不健康になってしまったら意味がありませんからね。
心も身体を作っている大事な要素の1つ。
何事もほどほどに・・・というバランスが良い気がします。

この判断も各々です。
是非、判断基準のご参考にしてみてくださいね。

 

元となった過去記事の紹介↓

ikurepi.hateblo.jp

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