急遽、普通自動車免許をとることになった30代主婦です。
交通の弁に困らない都心。
所有しているだけでお金が減っていく自家用車。(税金や保険諸々)
何より、人を殺める恐れのある凶器=車。
車いらなーい( ´ ▽ ` )
免許いらなーい( ´ ▽ ` )
と、車に全く興味がない私が運転免許取得に向けて頑張ることになりました。
初めての運転体験は惨敗。
・・・でもやるしかない(´;Д;`)
学科教習は聞いているだけですが、技能教習は運転しないといけません。
やるしかなかったのです・・・。
技能教習は2段階ある
自動車免許を持っている人なら知っている方も多いかと思いますが、
第一段階→仮免許取得(中間地点)
第二段階→第1種免許取得(ゴール)
という2段階を踏まないと希望の免許が取れなくなっています。
なんで2段階に分かれているのか全然説明を受けなかったのですが、
自分なりの解釈として
【第一段階】
・車社会の基本的な姿勢やルールを学ぶ
・操作・走行の基本を学ぶ
→路上に出て運転の練習をするための免許(仮免許)を取る
【第二段階】
・車を運転する上で必要な全ての知識を学ぶ
・実際に車社会に出て、ルールを守って走行する
→免許取得
こんな感じでした。
一つ一つ段階を踏まないと先に行けません。
1段階をクリア出来ないと、ずっと教習所内から外の世界に出られません。
1段階の技能教習は忙しい
第一段階のゴールは仮免許取得。
つまり、路上に出て、実際に車社会の中で運転できるように技術を磨いていかなくてはいけません。
車に乗る方法やハンドルの握り方などの走行以前の基本的事項から始まり、操縦の仕方、操縦の感覚、走行方法など、毎時間新しいことを学んで習得していかなくては行けません。
やることが多すぎる
しょっぱなからやらかした私は不安でしかなかったです・・・。
1段階の技能教習で学んだこと
- AT車の運転
- 発進と停止(平坦地と坂道)
- 速度調節
- 走行位置と進路
- 目標に合わせた停止
- 狭路(クランクとS字)の走行
- 後退
- 障害物への対応
- 通行位置と進路変更
- 交差点の通行
- 踏切の通過
- 標識・表示に従った走行
- 急加速と急発進時の措置
内容としてはざっくりこんな感じでした。
これを12時間(AT車)〜15時間(MT車)でギュギュッと学んでいきます。
学びやすいように順序よくカリキュラムが組まれているので、ビクビクする必要はないです。
言われた通り、言われたものをやって行けばいいです。
問題は50分間の教習の中で習得しなければいけないということ。
50分間の教習のうち、実際練習できるのは30分程度です。
20分間は教官の模擬運転を見たり説明を聞いたりしています。
この30分の間方法や感覚を身につけないといけないんです。
『復習』にならない限り、ほぼ毎時間違うことを学んでいくことになります。
(復習:技術が足りないので、同じ項目を1時間以上受講する)
一回一回、しっかり内容を覚えて講習を進めていかなくてはいけません・・・。
私の教習所では、一段階の教習のラスト2回は『総合運転』という項目で総復習の時間がありました。
ここでやっと復習ができます。
この2時間で習ったこと全てを仕上げていき、1段階の最初の関門に進みます。
1段階の技能教習のラストは『見きわめ』
総合運転で仕上げたら『見きわめ』が行われます。
仮免許試験の受験レベルに技術が到達しているかを確認する時間です。
この時間は、いつも横からアドバイスしてくれていた教官は無言。
アドバイスなしで、黙々と指示されたコースを走行します。
正直怖いです・・・。
めっちゃ見られてますwww
見きわめの後半で抜けやすいところや気をつけるべきところのアドバイスをもらい、対策をして終了。
無事に『見きわめOK』をもらえたら、ようやく仮免許試験を受験する資格を得ることができます( ;∀;)
終わりに
一段階は毎時間やることが違い、毎度新しいことを覚えて実践していかなくてはいけません。
本当に忙しかったな・・・。
「真面目か!!」と言われるかもしれませんが、教習を受ける前に教本を読んで予習し、気が向いたときに教本を読んで復習することをお勧めします。
教習前5分でいいです。
ざっくり読んでおくと教習の内容がすんなり入ります。
復習も5分でいいです。
教習の待ち時間でいいので、思い出しながらパラパラと読んでおくと忘れにくいです。
私はこれでなんとか乗り切れました。
これから受ける方、30超えたおばちゃんでも問題なく教習を進められたので安心してくださいね( ´ ▽ ` )
教習所ライフを懐かしんで読んでくれた方、長々とお付き合いいただきありがとうございました。
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