知育教材はいろいろ出ていますが、今回は手軽に楽しめるワークブックについてです。
学習塾系ならワークブックの利用はあるかと思いますが、日常の子育ての中では「やろう!」と思って購入しない限り触れることはないと思います。
子どもはまだ2歳、3歳・・・と小さいからお勉強はさせる必要が無い。
→ごもっともです!
でもね、そもそも根本から違うんです。
勉強の履き違え
勉強は
『机に向かって興味のないことを強制的にやらされる』
というイメージが強い気がします。
しかし、そもそも勉強はそういうものではありません。
- 知る喜び
- 分かる楽しさ
- できた達成感
ワクワクする『楽しい』ことが勉強。
夢中になって、時間を忘れて頭を熱くし、プラスのエネルギーを全力で注ぐんです。
勉強って遊びと変わらない
そう思っています。
子どもにとって遊ぶことが勉強ですし、大人が勉強だと思うようなことが、子どもにとって遊びと同等に夢中になれることだと思うんです。
子どもに身に付けさせたいこととは?
教育方針によって様々な意見が飛び交う項目です。
しかし、これだけは身に付けさせたいという共通の項目は
『熱中力』
楽しいと思うことに夢中で、集中して取り組む。
これはどのライフステージにも必要なことだと思います。
乳児は食事、着替え、身支度という生活面。
幼児になると集団生活での様々な取り組み、習い事で力を発揮します。
それ以降も、学習や行事等、様々な場面で集中し、熱中し、充実した時間を過ごして欲しいと思うのです。
なぜ知育教材をすすめるの?
夢中になれる要素がたっぷりあるからです。
これに尽きます。
その道のプロが、改訂・改良を繰り返して作成したものですからね。
言うまでもありません。
どれを購入すべきか
知育教材はたくさんあります。
どれを選べばいい迷うところですよね。
ポイントをまとめます。
- 子どもの能力に合っているか
- 我が子の興味に合いそうか
たったこの2つです。
が、これがもっとも重要なのです。
子どもの能力に合っているか
- 対象年齢は目安
- 事前にスキルを見極める
- 初めてのものは少し低レベルくらいがベスト
対象年齢に惑わされてはいけません。
子どもの普段の様子を見て「このくらいなら楽しんでやっていたな・・・」と思い出し、想像してください。
もしくは、手作りで迷路を書いてやらせてみたり、シール貼りをやらせてみて判断するのも良いかもしれませんね。
ここでは、「このくらいなら頑張れそう!!」と背伸びしないことが最重要です。
まずは、「できた!」という達成感から楽しさを感じ取ることが、夢中になれる近道なのです。
とはいえ、簡単すぎるのは単純作業になりがちでつまらないです。
5才児が2歳児の点つなぎや迷路などを楽しんでも5分で飽きます。
身にならない上にコストパフォーマンス最悪です。
興味が持てそうか
個性が強い乳幼児期は、興味が持てるものと持てないものの成長のスピードが大きく異なります。
ぬりえが好きな子は、3歳でもはみ出さないようにじっくりぬりえを楽しむでしょう。
体を動かすのが好きな子は、シール貼り2枚しただけで飽きるかもしれません。
手先が器用かどうか。
集中力があるか。
そういう違いではなく、「興味があるか」の違いだと思って概ね良いでしょう。
もしかしたらぬりえが好きな子は、公園について5分で「家に帰ろうよ」と言い出すかもしれません。
一方、体を動かすのが好きな子は、3時間夢中で公園遊びをしているかもしれません。
何が言いたいかというと、
- やりたいと思える要素があるかどうか
- 興味がなければ無理強いさせない
動物ブームなら、そういう題材を扱っている教材を。
電車ブームなら、乗り物メインの教材を。
ハサミブームならハサミを使った教材を。
新しいことが好きなら、今まで取り組んだことのない教材を。
そして・・・無理強いさせない。
楽しい知育あそびが、与えられたつまらないお勉強に変わってしまいます。
知育あそびは、勉強の要素はありますが、遊びです。
楽しい!と思ってこそ初めて威力を発揮し、子どもの可能性やスキルを伸ばしていきます。
我が娘に大ヒットの知育教材
今までに、新幹線の移動よ静かにしていてほしいイベントの時などに活躍していたのが「シール」
熱中する。
集中する。
会話を楽しみながらゆっくり楽しめる。
知育教材のシールあそびは幼児が夢中になれる要素がたっぷりあるので助かりました。
今回大ヒットしているのは、出先では遊べない「ハサミ」「のり」
ハサミだけのは各社から出ているのですが、「のり」の要素が入っているのは少ないです。
ハサミだけのものを選ばなかった理由は
「なんかもったいない」
たくさん絵が書かれていても、切る部分は少しだけ。
もしくは、教材の序盤は2・3回しかハサミをいれないで終わってしまうくせに、後半は4歳時でも苦労する「渦巻き切り」が出てくる・・・。
そんな商品がほとんど。
うん、やめよう。
なんか違うな。
そう思って吟味し、こちらの本はもうすぐ3歳のハサミ好きのチビ子に最適でした。
はじめてのはさみ・のり(2歳) [ 多湖輝 ] |
のりは使うのが初めて。
本当はもっと早くから経験させてあげたかったのですが、横着していました。
遅すぎて困るわけでもないしな・・・。
本当は初めての時に撮ればよかったのですが、 2人して新しい玩具にテンションが上ってしまって・・・撮り忘れた!!
大事な育児記録ががががーw
↑【1日目の作品】
『線の上を切る』というのをおぼえました。
「鳥が痛いから切らないであげてねー」と教えると、切り終わった時に「痛くなかったよ!!」と鳥にハサミを入れなかったことをアピール。
2才児って可愛いわぁ・・・純粋w
集団生活をスムーズに楽しめるように
幼稚園や保育園に入ったら、みんなで工作をすることも増えるのは間違いありません。
その時に、自分の思い描くように指先を動かせるよう、のりの使い方やハサミの使い方、シールを張ったり考えたりという機会を無理なく楽しみながらできるといいなと。
大人がゆっくり教えるというのは、集団生活では難しい場面もありますので。
子どもの成長を間近で感じ取れる楽しい知育時間を、生活に取り入れたいものです。
ヤル気スイッチここです↓
更新の励みになります!