チーちゃんミーちゃんの育児レシピ

家族が笑顔になれるシンプルライフを目指している元保育士の奮闘ブログ。マンガを交えた育児日記も随時投稿!

だっこ?おんぶ?ハッピーになるのはどっち?気をつけたいことは?

赤ちゃんは泣きます。

でも、抱っこしたら途端に泣き止んで・・・うん、可愛い。

 

もう心が満たされたかな?

機嫌が良くなったかな??

 

そう思っておろすと泣く・・・。

寝付いたと思って下ろすと泣く・・・。

 

 

赤ちゃんは泣きます。

 

わかってはいるんですが、かわいい我が子の泣き声を聞くと心が締め付けられます。

何をやっても泣き止まないとイライラすることだってあります。

 

だっこ以外は機嫌が悪い時。
だっこ以外で上手に寝付けない時。
むしろ、だっこしようが何しようがないている時。

外出以外でも、「スリング」や「だっこ紐」は本当にお世話になりました。
ずっと手でだっこは厳しいですもの。

 

ところで、だっこ?おんぶ?

紐にくくった「だっこ」や「おんぶ」スタイル。
この子育てスタイルは昔からありますね。
現代でも変わらず、子育てに「だっこ紐」なしではいられない!という方が大半ではないでしょうか。


中には「だっこ紐」ではなく「スリング」や「兵児帯」(長い布、サラシで器用に子どもを体にくくる)スタイルもありますが、どんなスタイルであれ、道具を使って「抱っこ」「おんぶ」をしているのには変わりありません。

 

さて、このだっことおんぶ。
いったいどっちがいいのでしょう。

 

 

だっこ

ハグするという行為はなんとも幸福感を感じませんか?

ぎゅっと愛おしい存在を腕で包み込み、体温を感じる・・まさに抱っこスタイルです。

抱っこ紐でくくられていても、ふとした時にギュッとハグ。
親を幸せな気持ちにさせてくれますね。

赤ちゃんも一緒です。
抱っこをされた状態で顔を見つめる。
それだけでも嬉しくなるんです。

お腹にぬくもりを感じながら目と目が合うと赤ちゃんも幸福感で満たされ、思わず笑顔がほころびてしまうでしょう。
声かけをしながら手を握り、背中をさすり、足をなでてあげると嬉しくて全身をばたつかせることもあるかもしれません。

だっこは
愛情とぬくもりを全身で感じたり、コミュニケーションを取れる
最高のスタイルなのです。

 

 

だっこが赤ちゃんに良い?・・おんぶはダメなの?

背中と胸、赤ちゃんの感じ方はやはり異なるかと思います。
けれど、生活をしていかなくてはなりません。
赤ちゃんとずっと見つめ合っているわけにはいかないのです。

 

食事を作り、洗濯物をし、掃除をし・・・抱っこしながらできません。

 

ゆるゆると、愛おしい赤ちゃんとぬくぬく過ごすだけではないんですよ。
大体の子育て中の親は家事を自分でします。
同居している祖父母やお手伝いさんにすべて丸投げできる恵まれた環境の方は本のひとつまみくらいなのではないでしょうか?

 

「だっこのタイミング」と「家事のタイミング」が重なった時はおんぶがベスト!!

 

いつだって赤ちゃんの顔を見ていたい。
だっこの方が赤ちゃんにとって良いから・・。
おんぶはみ物を背負っているみたいで無機質・・・。

いろんな思いがある人もいるかと思います。

考え方は人それぞれですが、
抱っこしながら洗濯物を干すのは手元が見え難くて大変。
料理は自分の手指だけではなく、赤ちゃんを切りやけどさせかねないので論外。
もちろん洗い物もできない。
掃除も前かがみになると赤ちゃんが辛そう。

親の負担や小さなイライラの積み重ねは赤ちゃんにも伝染します。

 

家事が少しでも楽になれば、親の心にゆとりが生まれます。
笑顔も増えます。
眉間のしわも伸びます。

ゆとりを作るのは大変ですが、おんぶで少しでもゆとりを取りも出せるならばおんぶ。
親の心に余裕ができれば、赤ちゃんもハッピーになれるのです。

そして・・・親の体温を感じられるのは変わりありません。
顔を見れなくても、ぬくもりを感じ、声をかけられて、赤ちゃんは情緒が安定するのです。
それに、掃除の最中に洗面所に立ち寄って「ばあ!」と、時々声をかけ、笑顔を向けるのも立派なコミュニケーション遊びになります。

 

おんぶは家事をするママとそれを応援する赤ちゃんをハッピーにさせます。

 

もう一つ。
上に手のかかる年頃の兄弟がいる時もおんぶが役に立ちます。

私の娘は2歳。
まだまだ抱っこをしてもらいたいお年頃。
そして、外出時のトイレは足台がないので一人でトイレに行けません。

私一人で娘2人と出かける時は迷わずおんぶです。
家にいても次女のぐずりがひどい時もおんぶ。

おんぶすることで赤ちゃんも兄姉も思いを受け止めることができるんです。

おんぶ、育児を間違えなく助けてくれるマストな道具です。

 

 

まとめ

「だっこ」は赤ちゃんと触れ合い、心を育む。

「おんぶ」は家族をハッピーにさせる。

 

うまく使い分けることで私は育児がより楽しめるようになりました。
(家事と両立して育児をするのはイライラすることもあったんですよね)

 

初めての育児、長女がおんぶができるようになるまで、本当に不便だったんです。
抱っこしながら炊事洗濯掃除・・・それ以外にもいろいろありました。

赤ちゃんが泣いては家事を中断。
赤ちゃんが昼寝をしている横で寝不足の目をこすりながら家事。
あぁ・・身体しんどいな。
家事を一気にこなせないってストレスだな。
仮眠したいけれど、今やらなきゃ・・・という先の見えない時もありました。

 

おんぶができるようになってからは、長女の機嫌を伺ったり、寝ている隙に大慌てで家事をするなんてことはなくなり、本当に楽。(大変なこともあるんですけれどねw)
おんぶは間違いなく私のストレスを軽減させ、イライラが家族に波及することは皆無になったのでみんなハッピーになりました。

 

 

余談

だっこ紐の話をするときよく思い出すのが「前向きだっこ」

 

「赤ちゃんに外の世界を見せてあげたいから」

「いろんなものを見て豊かに育って欲しいから」

「だっこだと私の服しか見えなくてつまらないから」

 

そんな話がありました。

 

子供の発達の話を少し書きますと、赤ちゃんはお腹の中にいて急に刺激の多い外の世界に放り出されるんですよ。
不安で仕方ないんです。

その不安の中、おっぱいを口に含んだり、だっこされて人間の温かさに包まれ、情緒が安定していくんですよね。
ゆっくりゆっくり、安心できる心の拠り所を見つけ、守られているという安心感の中で外に目を向けられるようになるんです。

最初はお母さんにしがみつき、少し外を見て、空気を感じ、耳を澄まし・・そして、少し不安になったらお母さんの胸に顔を埋めて安心しようとするんです。

 

前向きだっこ

 

いろんな世界を見て、いろんな刺激を感じます。
ですが、無防備なのです。

親の胸に顔を埋めて、安心することができないのです。

 

子供はいろんなものに興味を持ちますが、安心できる「巣」があってこそ。
巣に戻り、心を安定すると再度飛び立ち、不安になるとまた戻る。

それを繰り返しながら乳児が幼児になり、大人への階段を少しづつ上っていくのです。

 

話が飛躍しましたが、常に前向きだっこはあまり賛成しません。
前向き抱っこをしたら、どこかで普通の抱っこにチェンジさせるなど、月齢に合わせて対応できるといいかなと思います。

 

最後に

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