子供の教育の要素で大切なのが『感触遊び』
口に物を入れ、感触を確かめ・・と、幼い赤ちゃんも脳をフル回転させ、いろいろなことを学びます。
成長につれ、口に入れて感触を確かめるという行動はなくなりますが、幼児でも小学生でも、豊かな成長発達を促すためには『感触』を味わう遊びはとても有効です。
感触遊びって?
感触遊びは感覚遊びの1つとなります。
→感覚遊び:
【視覚】目で見る
【聴覚】音を感じ取る
【嗅覚】香りに気づく
【触覚】触れる
【味覚】味を感じる
五感をたくさん使って遊んだ子どもは脳の発達・情緒の安定・積極性や探究心が旺盛になるなどざまざまな効果があります。
感じた刺激が脳の働きを活発化します。
タオルや布の端っこ、もちもち感触のぬいぐるみなど、「気持ちいい」と感じるものに触れていることで安心したりリラックスしたりします(指しゃぶりやアロマなども)。
感覚をたくさん使う中で「おもしろい」「コレはなんだろう」「試してみたい」と探究心や興味が湧き、積極的に物事を取り組む原動力にもなります。
いろんな体験してインプットすることによってはじめてのことに過剰に恐れることなく取り組めるようになります。
感触遊びの代表
感触遊びは粘土や水などいろいろあります。
砂遊びも感触遊びの代表例でしょう。
ひんやりとした温度、さらさらな感触・・独特の感触を楽しみながら変幻自在な遊び方が可能です。
砂遊びの効果
- 心の安定(精神療法でも使われます)
- 感触を楽しむ(触る、握りしめる、手指からこぼれ落ちる感覚など)
- 細かい動きによる手指の発達
- 創造力を養う
- 想像力を養う
- 思考力を養う
- 作ったものを壊す動作でストレス発散
砂遊びの問題点
衛生面が最大の問題点。
よくメンテナンスされているか、日光が当たる場所か?
定期的に掘り起こされ、日光で消毒された砂だと、衛生的な不安は少ないです。
メンテナンスがされていない、ジメジメしている等、劣悪な環境の砂場もあるかと思います。
完全に保護者の判断に任されることではありますが、犬・猫の糞は危険な細菌がとても多いです。
メンテナンスされていない公園だと、タバコの吸い殻やガラスなど、危険物が落ちている場合がありますので、注意したいポイントです。
キネティックサンドとは
上記の公園での問題点が全て解消されます。
それに加え、キネティックサンドならではの優れた面がありますのでご紹介。
- 家庭で楽しめる。(公園に行く必要がない)
- シャベルやプラスチックナイフを砂に入れた時の感触が面白い。
- プラスチックナイフで「ザクッ」と「スッパリ」切れるのが気持ちいい。
- 型に入れて出すと、気持ちいくら位キレイに形ができあがる。
- サラサラなのによく固まるので、手形や型などのスタンプ遊びもできる。
- キレイに固まるので、細かな制作も可能。大人もハマる。(砂彫刻)
- カラーバリエーションが楽しめ、遊びが広がる。
大人のオモチャ?不思議で楽しいキネティック・サンド/Kinetic Sand
キネティックサンド問題点
- 約束事が守れないと室内で遊べない(砂を投げる等)
→屋外で遊ぶことで解消される。(テラス、ベランダ、ガレージ、玄関等自由な場所の設定ができる)
〜1歳くらいの子どもが不衛生な戸外の砂を口に入れることを考えると、キネティックサンドの方がオススメできそう。 - 家の中が砂だらけになる
→遊び方を守ったり、家の中でレジャーシートを敷くことで解消 - ダイナミックな遊びができない
→大量に砂を買い込めば可能だが、どちらかと言うとじっくり砂遊びを楽しむのが向いている。 - 水を使用できない
→ダイナミックな遊びをする時に砂場に水を持ち込んで・・・という遊びに発展することはあるが、キネティックサンドの場合は水は使用不可です。
その代わり、水を使わなくても適度な水分が含まれているので、圧を掛けると固まります。(水分は蒸発しません)
片付けも簡単な対策をすれば面倒ではない
大きめなレジャーシートを敷いて遊ぶようにすれば問題無いです。
付属のテーブルからこぼれ落ちても、衣服についても、レジャーシートから出ない約束を守れば家の中に砂が散らばることはありません。
【我が家の遊び方】
- 2畳位のレジャーシートを敷いた上にキネティックサンドテーブルを設置
- レジャーシートの外に【掃除機(ハンドクリーナー)】【コロコロ】を用意
- 遊ぶ
- 遊び終わったらレジャーシートに散らばった砂を子どもとかき集める
- 子供の服に掃除機を掛け、仕上げにコロコロをする
- レジャーシートの上で集めた砂をキネティックサンドテーブルの中に戻す
- 万が一床に砂がこぼれたら掃除機で吸い取って完了
キネティックサンドの他にレジャーシート・掃除機・コロコロを用意するだけです。
慣れれば片づけが5分で完了します。
片付けが億劫だと遊ばせるのも・・・と思うのですが、そんなに大変でない上に子どもが集中して楽しめるので◎
それでも嫌な方は、ガレージやテラスにレジャーシートを敷いて遊べば、屋内の汚れとは無縁!
4歳にもなると綺麗に自分で片付けられるようにもなってくるでしょう。
(もちろん片付け方を丁寧に教える必要はありますが)
キネティックサンドだけじゃない!!
室内で砂遊びができるとうたっている商品は他にもあります。
【サンズアライブの天使の白い砂】
しっとりふわふわとしている印象があります。
【不思議な砂チラカサンド】
キネティックサンドより安価でお求めやすいです。
キネティックサンドに比べ、やや固まりがいい(粘土っぽい?)印象です。
(キネティックサンドの方が砂感がある)
【魔法の砂】
コチラは触ったことがなく、レビューを書けませんが良さそうだったので載せました。
一番砂の感触に近いのはキネティックサンドかなと。
後は好みの問題だったりもしますが、最近大人気のキネティックサンドがやはり強いですね。
よく売れているものは買い足しがしやすいメリットが有ります。
あとは、不純物の混入がなく、優良な商品という印象があります。
また、紹介した物意外にも各社出しています。
本日は選りすぐりで失礼致します。
最後に
我が家のクリスマスプレゼントのリクエストはキネティックサンド。
長女2歳も砂遊びにワクワク・・・
待ちきれない2歳児。
怖気づくことなく初っ端からエンジンフル回転で遊びまくりです。
すぐに遊びたくなってしまった為、初日はプレゼントの袋の上で遊ぶことになりましたが、すぐさまレジャーシートを購入。
翌日以降はレジャーシートの上で砂三昧です。
満足に砂遊びが出来ない環境、そして、天候問わず、いつでも家で楽しめるのは親としても大ヒットでした。
キネティックサンド。
とても集中し、1回の遊びで1時間以上熱中する。
2歳時にとって1時間はとても長い時間なのですが、本当に楽しそうに息を荒くして遊ぶんですよね。
粘土遊びが好きなお子様、水や布などの感触遊びが好きなお子様、オススメします。
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