長女が『上腕骨顆上骨折』をしました。
利き手の『右手』です。
5歳の子供にとって、利き手が使えないことがどんなにストレスか、身にしみました。
着替え
ギプスが邪魔です。
しばらくは、袖に手を通せず、妊婦ごっこなチビ子さんです。
- 一人で着替えられない
- お腹にゆとりがある服を着る
5歳になり、手が離れたと思ったら3歳児の次女よりも手助けが必要になりました。
洋服については、急いで近所の洋服屋さんにダッシュです・・・。
食事
右手:箸・スプーン・フォーク
左手:器を持つ、支える
↓ ↓ ↓
右手:お腹の前の障害物
左手:スプーン・フォーク
左手で箸が持てるわけもなく、スプーンもフォークも扱いにくそう。
お皿を支えることができないので、スプーンで掬おうとしても器が動くし( ;´Д`)
さらには、ギプスのボリュームがお腹とテーブルの間にあるので、食べにくさを倍増させてくれます。
食いしん坊さんにとって、ものすごいストレスです・・・。
コツを掴むまでは「あーん」をして甘えさせてあげます( ´ ▽ ` )
歯磨き
これも大変。
右手でもうまく磨けるわけではないのに、左手で磨くとちょっとした口内攻撃です。
ちなみに、歯磨き粉チューブを開ける動作も片手ではできません。
毎回「開けて〜」「つけて〜」となるのはつもり募って母のストレスだったり・・・。
椅子に座る
我が家はダイニングテーブル生活。
子供たちはハイチェアーに座って飲食をします。
ハイチェア・・・よじ登るのも大変なんですよね、片手だと。
コツを掴むまでは逐一抱っこです( ;´Д`)
自由に座れない子供も、家事を中断させて椅子に座らせてあげるのも、ストレス・・。
字を書く
最近、幼稚園バスの乗り場が一緒の年長のお姉さんの影響で「文字の読み書き」に興味が出てきたところでした。
お友達や先生、親族に手紙を送りたくて「これどうやって書くの?」と聞くことが増えてきたところでした。
利き手の骨折は彼女の学びの芽を摘みました。
右手ですら、ぐにゃりと曲がった不器用な字を、強い筆圧で必死に書いていましたからね。
左手はさらにいうことを聞いてくれません・・・。
文字を書くのができなくなった分、絵本の朗読を何かに取り憑かれたようにするようになりました。
家にある絵本をかたっぱしからブツブツと読んでいます。
長い時では、1時間くらい絵本の世界から出てきません。
風呂に入る
これもかなりめんどくさい作業です。
いちいちビニールで保護しなくてはいけません。
スーパーなどのビニールで保護するのが面倒な時はギプス用の防水カバーの出番。
これは本当に素晴らしい・・・!!
正直、私が学生の時はこのような商品がなかったので苦労したものです・・・。
2ヶ月前後に及ぶギプス生活。
もっともストレスを感じるお風呂を2500円で大幅に軽減できるのは素晴らしいです。
遊ぶ
子供の仕事は遊ぶこと!!
でも、骨折してると満足に遊べないんですよね。
週末のアスレチックはもちろんのこと、近所の公園にもいけなくなってしまいました。
軽いピクニックならいいのですが、大型遊具で遊べないのは辛いですよね・・・。
室内で遊ぶのも大変。
おもちゃ箱を開けることや、おもちゃを出すことも結構大変。
大人や妹の助けをもらわないとやりたいことができません。
大好きな工作ももちろんできません。
お絵かきは・・・
我慢できずに服の下から怪我した右手がピョコンと(笑)
筆圧はないものの、それなりに描いてますね。
すごい・・・
幼稚園
とても協力的な幼稚園で、骨折後、初めての登園の時も快く預かってくださいました。
園児が多い縁ということあって、骨折仲間も居たり・・・時期は若干ずれてはいるものの、年長に完治まであと少しの子が1名、年中の隣のクラスに1ヶ月先に骨折した子が1名居ました。
いづれも同じような場所っぽいです。
腕を吊っていましたし・・・。
習い事
長女は3つ習い事をしています。
- 水泳
- ピアノ
- 英会話
水泳はすぐに休会届をだしました。
長女が一番楽しそうに通っていた水泳に行けなくなって、本当に残念そうです。
ピアノは痛みが落ち着くまでお休みし、しばらくは左手だけレッスンをしてもらえることになりました。
子供の目線に立って考えてくださる先生で、チビ子も大好きな先生。
休会という形にならなくてよかった。
レッスンの後の数分、遊びの時間があり
2つのおもちゃにどハマり。
2つともじっくり楽しめるし、頭もフル回転で楽しめるし、安静第一の今だからこそ『夢中になれる遊びで、伸ばせる能力を伸ばしてあげたい!!』
と思って急遽購入しました。
ピアノで素敵なおもちゃに出会えるとは・・・(笑)
ちなみに、おばけキャッチは姪っ子(6歳)もハマってくれました( ´ ▽ ` )
終わりに
生活が激変しました。
生活が変わったばかりはストレスがかかりましたが、慣れてしまうと案外いけるものです。
遊びの制限があたくさんありますが、制限がある中でも楽しめるものを見つけて楽しめるようになりました。
とはいえ、遊び盛りの5歳児にとっての2ヶ月間のギプス生活はやはり辛いでしょうね。
早く、早く治って〜〜〜〜〜!!!!
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