チーちゃんミーちゃんの育児レシピ

家族が笑顔になれるシンプルライフを目指している元保育士の奮闘ブログ。マンガを交えた育児日記も随時投稿!

子どもを怒るのをやめた日

しょうもないことで怒り、怒ったあとは必ずと言っていいほど罪悪感がうまれるかーちゃんです。

先日、落ち込みました。

 しょーもないことで怒る。

その原因の半分はトイトレ。

後の半分は次女への扱い。

時々それ以外。

 

恥ずかしくも、保育士として現場で働いていた時ではありえないことでイライラするんですよ。
我が子は可愛いのに、『◯◯さんからお預かりしている大切なお子さん』という一線がないからか、我が子だからこそ出来て欲しい期待からなのか、現場では怒らない様なことで怒ってしまうんです。
それ故、罪悪感が半端無くて、とーちゃんに時々弱音をこぼすんです。

 

「今日ウンコ漏らしちゃってね。

直前まで『トイレは?』って聞いてたのに『ない!』って言われたから信じたのに。

それで、ついカッとなっちゃって『ウンチはトイレ!!パンツはダメ!!もうパンツ捨てちゃうよ!!!』って。

ゴミ袋出して、チビ子が大切にしているアナ雪のパンツをゴミ袋に入れちゃって・・」

 

しくしく泣く我が子を見て気が付くんです。

私何しているんだろう。

『大好きな、大切なモノを捨てられる』

悲しくなるに決まっているじゃない。

もし、私が大切にしている「とーちゃんからもらった宝物」を捨てられたら・・・そう思うと・・・私は何をしてしまったんだ。

 

大切なモノを大切な人の手で捨てられる。

突き放される。

 

チビ子、ごめん・・・。

 

親も人間だからね、イラッてくることもあるし、やられたら嫌なことだってある。

それを子どもに伝えた方がいいと思うんですよね。

「◯◯するのはイヤ」

「◯◯されると悲しい」

とか。

 

でも、イライラをぶつける対象になってはいけない。

 

「何度言ってもわからない」

「言ってもヘラヘラして、響いていないのかしら」

 

そう思って、子どもが泣くまで説教するのはどうだろう。

『説教されて泣く=子どもが理解した』というのは間違ってはいないか?

 

泣いたからって理解したとは限らない。

自分よりも何倍も大きい身体の大人から怒られて怖かっただけではないだろうか?

大好きな人から突き放されて、ものすごく悲しくなってパニックになったのでは?

 

 

子どもを叱る場面は今後も多々あるのは当然。

『みんなで気持よく生活していく』という社会性だけでなく、身の回りのことすら不完全なのだから。

少しずつ、失敗を繰り返しながら「どうすべきだったか」を導いて教えてあげるのが親や大人の仕事だと思うし、実践の中で少しずつ学んでいく姿を見守っていくのが愛情だとも思う。

 

 

生理現象かつ、デリケートなトイレの失敗で「処理が面倒くさい」「あれだけ言ったのにガッカリ」と、親のストレスを子どもへぶつけるなんて、冷静になればダメなことくらい分かっていた。

でも、成功して欲しいという願いも重なって怒ってしまった事。

後悔の嵐です。

 

次女への危険な行動で過剰に大きな声で制止させた。

あの時のびっくりした子どもの表情。

言ってしまった・・・またもや後悔。

 

こうして、また、我が子の寝顔に「ごめんね」を言う。

 

この繰り返し、もうそろそろ卒業しなくては。

 

人間だから衝動的に感情を露わにすることはある。

でも、出来る限り、怒りの感情をぶつけるのはやめよう。

怒るのではなく、伝えるようにしよう。

その場で理解できなくてもいいと広い心を持って見守ろう。

 

よく言っていたんです。

怒ると叱るは違う。

カッとなって怒られた時、子どもは怒られた恐怖、「こわい」という気持ちが残るから、「怒られるからやめよう、気をつけよう」と思うようになる。

直してほしいこと、伝えたい事があったら、感情で伝えないで、落ち着いた状態で「どうしたらよかったか」「なんでダメなのか」を教えてあげると、時間はかかるかもしれないけれど心にストンと落ちてくる。

 

ついついカッとなってしまうのは、脅しの子育て。

 

自分の子どもだとうまくいかないな。

でも、改めて気をつけようと思った今日このごろ。

 

早くも「またやっちゃった〜」となることもありますが、「いけない、いけない」と、心にストップをかけられる様に日々精進です。

子どもの成長だけでなく、親の成長も必要なのだとしみじみ感じますね。

 

来年の抱負、いや、これは長く掛かりそうですが、戒めのために書き留めておきます。

 

明日もいっぱい遊んで、たくさん笑顔にさせてやるんだから!

 

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