私が保育に携わる上で大切にしていることの中の1つとして「先を見越した発達の促進」というものがあります。
これは自分の子育てでも大切にしていることです。
1日1日と区切るのではなく、今を切り取るのではなく、『子どもは赤ちゃんの時からゆっくりと毎日成長している』。
言い換えるなら、『成長・発達は断片的ではなく、死ぬまでつながっている』ということです。
度々ブログでも書いていますが、
『まだ赤ちゃんだから・・・』となんでもアリにするのはどうかしら。
赤ちゃんなりのハードル設定で、わからなくてもいいから教えてあげて欲しいです。
その赤ちゃん、1歳になった瞬間に子どもになるんですか?
それとも2歳??
今まで「ヨシ」としていたことが「ダメ」「こうすべき」と変わるのは子どもにとって大混乱です。
お手伝い
「私もやりたい」という気持ち、自我の芽生えとともに出てきますよね。
これ、子どもにとってとても大切な発達のステップです。
うまく伸ばしてあげたいところ。
それを
「できないから」
「あぶないから」
「じかんがかかるから」
と芽をつんでいませんか?
できなくていいんです。
危ないなら介助しながらやればいいじゃないですか。
(生命や怪我の危険が孕んでいるものは別)
時間がかかるのは当たり前ですよ。
興味を持った時にいろいろやらせてあげよう!!
前置きにもありましたが、小さい頃に「(どうせ出来ないから)やってはダメ」「(あぶないから)やってはダメ」「(面倒くさいから)やってはダメ」と育て続け、ある時急に「手伝いなさい!!」「自分のことは自分でやりなさい!」は、あまりにも酷じゃないですか?
無理なくやらせる
無理なくです。
興味を持ったらすかさずやらせます。
ここで大切なのは
- 最後までできなくていい
- やろうとしたことに意味がある
- うまく出来ないならそっと介助する・一緒にやる
- 出来なくても、もちろん出来ても、頑張ったことを沢山ほめて、次の意欲につなげる
『やりなさい』『早くしなさい』等は親のストレスにしかなりません。
小さい子のお手伝いは『諦めが肝心』w
中途半端だろうが、下手だろうが、そんなのは当たり前ということで諦める。
子どもにとっては『役に立った!』『(自分なりに)出来た!』という達成感が大切なのです。
是非、気まぐれな子ども達が頑張っていたら
『ありがとう』
『たすかった』
と、感謝の気持ちを伝えたり、
『頑張ったね』
と、認めてあげてください。
結果じゃないんです。
誰かの役に立った!感謝された!という気持ちを沢山経験させてあげてください。
将来のことを想像してください。
結果重視が必ずしも悪いわけではありません。
が。
「上手にできた」と結果ばかり褒めるのは悪い面も孕んでいます。
うまくいかないとダメなんだ・・・
こういう思考になることです。
ほかにも、「えらい!」と言い過ぎるのも良くないことがあります。
やることが偉いんだ
という思考です。
もちろん悪いことじゃないですよ。
うまく出来た時は『うまくできた』と褒めてください。
手伝いはいいことですし、その行動を褒めるのは間違えじゃないです。
でも、結果だけではなく、『ありがとう』等の自分の感情や『頑張ったね』と認めることで、『人から感謝されるっていいなぁ』と思ったり、『自分が役に立ってうれしい』、『また頑張ろう』等、感情から育ちを促すことが出来ます。
此処から先はどのように育って欲しいか。
どのような教育方針か。
・・・各家庭で異なってきます。
が、是非、まるごと受け止めることだけはしてほしいな・・・と思います。
気分やチビ子(2歳6ヶ月)
我が子は気分屋さん。
洗濯物を洗濯バサミから自分で取るの!!と急に怒ったり、やるって言ったのに・・・という、なんとも中途半端な惨状がリビングに散らばっていることも。
が、調子いい時は頑張ってくれます。
書道ガールのような辛い姿勢w
タオルを広げ、タオルの周りを忙しく動きながら畳みます(´ε`;)ウーン…
スクワットしながらフィニッシュ。
畳んだものをどんどん重ね・・・2歳時のクオリティなので、雪崩必須です。
後でこっそりたたみ直したのをチビ子は知らないでしょうw
本人ドヤ顔していましたからね。
この後靴下とパンツをハァハァと夢中になって畳んでいました。
かーちゃん嬉しくてとーちゃんに画像を送信。
・・・畳んだタオル、コロコロをしたとはいえ、じゅうたんの上に盛大に・・・いまさらながらもう少し衛生面を考えようかと。
本当に今更。
食器用のタオル以外はこんなだからな・・・どうすればいいのかしら。
うーん・・・。
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