先日、我が家の活発娘こと、チビ子が公園でやってくれました。
あ、いや、ちょっとちがうな。
近所の公園でまったりと砂場遊びをしていた時のこと。
お腹に優しい体制が全く見つけられず、かーちゃんはかなりヒーヒー言いながらの砂場遊び。
…なんかいい方法は無いのでしょうかヽ(;▽;)ノ
砂場の淵に仰け反って座り、お腹を圧迫しないようにするとだいぶ楽なのですが、そうするとまともに砂で遊べない。
手を伸ばしてもシャベルが砂場の砂に届かないんです。
もちろんチビ子は「ここー!ここー!!」と砂場の砂を指差して、ちゃんとあそべー!!と訴えてきましてね。
どうにもこうにも(^◇^;)
そんな苦痛の砂遊びタイムを過ごしていると小学校中〜高学年くらいの女の子が三人やって来ました。
自転車を降園の端に留め、ダダーっと滑り台まで走って荷物を置き、すぐさまごっこ遊びをはじめたではないですか。
「登るなっしなー!」
「登ったらおやつ食べるなっしー!」
「私はブランコしてからいくなっしー!」
・・・ふなっしーブームは彼女らの中で健在なのでしょうねw
聞いていて可愛らしく思ってしまいました。
なんだか素朴でいいですね、こういうごっこ遊びを小学生がしているって。
江戸川区にいた時は公園と言ったら男の子。
しかもだいたいDSをして過ごしているんですよ。
友達との会話もせず、目も合わせず。
かろうじて隣に座っていたり対面に座っているくらい・・・。
何やらわちゃわちゃと盛り上がっている少女たち。
チビ子は砂遊びをしこたま遊んで次の遊びへ・・・と思って滑り台の方に行こうとして圧倒。
そりゃそうだ。
同年代の子ならまだしも、パワフルな小学生を目の前にしたらビビるわなw
で、横道それてブランコへ。
・・・が、やはり滑りたい。
滑りたいんですよね。
ドキドキしながらも、1人勇敢に滑り台へ・・・。
2才児スゲーな。
私だったらビビっていけないだろうに。
で、滑り台のところへいくと優しい少女たちが「すべりたいの?」「この子かわいー!」「一緒に登ってみようか!」「お名前は?」とチビ子に話しかけてくれました。
そして3分後には少女たちと黄色い声を上げながら馴染んでる・・・。
おそろしか!!
子どもってすげーな!!
チビ子は嬉しくて楽しくて。
ズーーッと口開けっ放しで黄色い声を出し、始終笑いながら大型遊具で遊んでいました。
もうテンションが高くてですね。
楽しすぎるみたいで。
要するにアヘアヘしながら身体がヨロヨロなんですよw
気持ちのほうが先行して体がついていっていない・・・。
ちょ、危ないな・・・いや、でも、すごく楽しそうだし、少女たちなりにとても良く遊んでくれているし・・・
そう考えていた矢先にやってくれました。
ズリンッ!!
・・・・ぅわぁぁぁぁぁぁぁん(TдT)!!!!!
チビ子、足を滑らせて顎を打ち、すりむきました。
まぁまぁダイナミックに。
焦る少女たち・・・。
ご、ごめんよ。
せっかくチビ子の目線に立っていっぱい遊んだり世話してくれたのに、なんかごめんよ。
あなた達のせいじゃないのだよ。
少女たちに動揺させすぎないように、「チビ子痛かったねー。」「びっくりしたよねー。」「ちっちゃい傷でよかったね。」などと、冷静な口調で遠回しに少女たちをフォローし、内心焦る私w
悪い事させちゃったな・・・。
彼女たちに落ち度はないのに。
そういうメッセージを伝えたくて、泣いているチビ子を抱っこしながら「もっと遊びたかったけど家で手当しないとね。」「また遊ぼうね。」「楽しかったね。」「おねぇさんにバイバイとありがとうしようね。」とチビ子に告げ、円満離別をはかりました。
さて、その後。
家に帰り、帽子の紐とTシャツに血が付いたチビ子のケアが始まりまして・・・。
顎を洗い、テープの用意。
今回は医療用テープよりも治りが早いキズパワーパッドで傷口を塞ぐことに。
で、貼ろうというところで・・・やはりモノスゴイ拒絶。
チビ子は無理強いすると跡がすごく面倒なので、かーちゃんの脳内で作戦会議が開かれました。
物で釣る
→「ペッタンしたらよるごはんにしようか」→「ぺったんないよーーー(TдT)」
→「ピにする?(テレビつける?)」→「ないーーーーー(TдT)」
好きなものと一緒作戦
→「クマちゃんと一緒しよっか(お揃いで貼ろうか)」→「いっしょ(し)ない!!」
→「かーちゃんとい「ない!!!」」完全拒否w
キャラクター作戦
→「うさちゃん描いて貼ろうか?」→「ない」
→「ラファ(愛犬)は?」→「ない!」
→「フィーちゃんは?」→「ない!!」
→「んー・・・うーたん!」→「ない!」
→「じゃぁ、アンパンマン?」→「まんまんまん?・・・ない!」
・・・アンパンマンでちょっと食いつくなよ_| ̄|○ il||li
し、しかたない・・・食いつき良さそうなのでアンパンマンを描くか・・・。
まぁ、急いで描いたアンパンマン。
なんともお粗末な出来ですが、チビ子は「まんまんまんだ!グスン(´;ω;`)」とヒクヒク言いながらも涙がとまってきまして┐(´д`)┌
コレはいけるかと思い、チビ子の顎にアンパンマンが描かれたテープを当てる真似をし、またもや大げさにやってやりました。
「かっわいーーーーー!!!」
「・・・ぐすん(;ω;)」
「アンパンマンぺったん可愛いねぇ!!」
「・・・ぐすん(;ω;)」
・・・さっきまで、顎を引いて完全拒否をして顎に当てることすら出来なかったのに、アンパンマンテープはあてさせてくれたんです。
こ、コレはイケる!!!
「じゃぁ、ぺったんしよっか!ほ、ほらかっわいーーーーー!!ね?ねっ!?」
かーちゃん必死でチビ子をヨイショし、何とかキズパワーパッド成功!!
大変だったー(TдT)
剥がそうとしたのですが、「だめよ」と教え、更に洗面所まで連れて行って顎を見せ、「アンパンマンここにいるよ!すってきーーー!!!」と大げさにいい、何とか剥がすのを阻止。
ずーーーと気になり、時々触っていたものの、何とか2日間剥がさずに来れています。
この調子で弄らずに最短回復に持って行きたいところです・・・。
・・・が、アンパンマン_| ̄|○ il||li
アンパンマンが悪とは思っていません。
が、なんだか好みではないんです。
一度好きになると何でもかんでもアンパンマン。
服もカバンも家の中の玩具もアンパンマン。
・・・そうなるのは目に見えている!!!
家が、チビ子が茶色くて丸い物体に染まってしまうΣ(゚д゚lll)ガーン!!!
なんだ!?
アンパンマンって何者だ!!?
なぜ、そんなにも子どもを虜にしてしまうの!!?
旦那の同僚でもある先輩パパが言っていたんですよ。
『アンパンマンは宗教だ』
正に本当にその通り。
我が娘はアンパンマンが目に入らないように育ててきたんです。
アンパンマンが素晴らしいキャラクターだというのは保育士をしていてよくわかっていましたからね。
誰も教えなかったしもちろんアニメも。
なんで。
なんでなんすか。
なぜ、家族の名前より「まんまんまん!」を先に覚えた!?
そして、キズパワーパッドを付ける時に、何故アンパンマンだけは許してくれたの!?
絶対利用するまいと思っていたアンパンマンという宗教。
子供の顔に傷が残るのを避けるためとはいえ、奥の手として宗教の力を借りてしまった・・・_| ̄|○ il||li
今日のお昼寝タイムも月曜日に苦労してつけたアンパンマンが微笑んでいます(TдT)
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