保育士かあちゃんの育児レシピ

保育士ならではの小技・月年齢に合ったおすすめの遊び・お出かけ情報等を紹介。マンガを交えた日記も随時投稿!

【子育てのヒント】手をつないで歩くことから・・・

子どもというものは本当に何を考えているのかさっぱりです。

そんなことをよく思うのですが、大人が子どもの自由な思考に追いつかないだけですよね。
大人があたりまえだと思っていることやちっぽけなこと、目にもとめないことなどを、子どもは一つ一つ疑問や学び、遊びに変えてしまうんです。
毎日、内容の濃い時間を過ごしているんですね。
興味のあることや義務でしか体と心が動かない大人には到底できないことです。
あ、いや、そうじゃない大人もいるかとは思いますが・・・でも、子どもにはかないません。

チビ子は歩くのがほんとうに上手になり、手をつないで長距離を歩くのが億劫じゃなくなってきました。
が、そんな時間もすぐに終わりを告げそうです。

歩くのが『普通』になって来た次は、『お外って素晴らしい!』『ここ、私知ってる!!』モードになってきたようです。

マンホールを発見しては、マンホールの中央でジャンプもどきの屈伸をします。
公園を見つけるとスルーできません。(させますが。)
おじさんが歩いてくるのを見かけると立ち止まって私の足にしがみつきます。
本日より『後ろ歩き』をマスターしたようで、急に後ろ歩きを始めます。

なかなか進みません。

歩くことに慣れた証拠。
歩くことが普通になり、外に目を向けられるようになった証拠。
はぁぁぁぁぁ。

スタスタと歩けないお散歩は、はなっから予定を立てすぎないでチンタラ歩くに限ります。
そのほうがストレスがたまらないってもんです。
子どもと一緒にマンホールを楽しく思ったり、後ろ歩きをして欲求を満たしてあげるのも大事ですね。
だって、ここで満足できないとずっと唸ってますから・・・w

 

この時期、又は、もうちょっと前の歩き始めの時期。
是非やっていただきたいことは『手をつないで歩く』、これは是非とも。
途中「ひとりで歩きたい!!」と主張することもあるかと思います。
けれど、その時期を乗り切ると本当に上手に手をつないで歩いてくれます。
手をつないで安定して歩けるのは、大人の言葉の理解が進んできた時期と合致するかしら。
個人差があるのでなんとも言えませんが。

何事も日々の積み重ねです。
理解が進んできたからと、急にできることではありません。
もし急に手をつないで歩こうとしても、色んな主張をふっかけられてしまい、うまくいかないことが多いんですよ。
たまーに、自己主張を自制して手をつないでくれるイイ子ちゃんや、自己主張が弱く、親についてきてくれる子もいるのですが・・・。

頻繁に短距離でも手をつないで歩く時間を作ると、「一人で歩きたい・・・でも、お外を歩く時は手を繋がなきゃいけないんだ。」と、行動を理解するのと同時に自分の欲求を抑えられるようになるんです。
つまり、ルールが浸透してくるといいますか、『この時間はこうすべき』と理解してくれるんです。

 

いい例が公道でお散歩している保育所の子ども達。
小さい子だと1歳くらいでしょうか。
無理のない程度の速度で保育士とシッカリ手をつないで歩いていますね。

園庭のない保育園でしたら散歩はほぼ毎日のところが多いかと思います。
園庭が有る園も、外の世界を楽しむために定期的にお散歩を楽しんでいます。
小さいうちはベビーカーやワゴン車のようなものに子どもを乗せて散歩をしていますが、2才児クラスにもなるとそうも行きません。

保育士との対数も減り、幼児クラスに向けて成長する過程の2才児クラスはもうベビーカーなんかありません。
友達と、もしくは保育士と手をつないだり、園によってはロープをシッカリ握って歩いています。
短くて5分程度の近くの公園へ、散歩に力を入れているところは1時間以上も握った手を話さずに歩くところもあるでしょう。

そんななか、「手を繋ぎたくない。」「あっちいきたい」「ココの公園で遊びたいの」等、いちいち子どもの要求を聞くことなんかできません。
集団とはそういうものです。

もちろん弱音を吐くこともあります。
でも毎度ではありません。
小さいながら、子ども達はちゃんと『何をしなければいけないか』『公道ではどういう行動をしなければいけないか』がわかっているからです。

集団の中では、家庭の少社会のようには保育できないからこそ、子どもの負担にならないように、小さいうちから指導していきます。(まぁ、理由は違うんですけどね。)
集団で過ごすからという視点で書きましたが、これは家庭でも実践して欲しいです。
だって、そういうルールが身についていたら、外出時はとてもラクになること間違いない!

さて、お話したように、子どもは急にはできません。
散歩以外もそうです。
お互いに無駄な叱責やイライラをなくして楽になるためにも、根気が必要な時期はあります。
『根気=いらいらを抑えて繰り返し伝える』のは本当に大変ですし、時々ブチ切れそうにもなります。
けれど、子どもと楽しく生活するためにも、後々ラクするためにも、面倒でも教えていってあげた方がbetterですよ!

 

そうそう。例に保育園のことを例に上げてしまいました。
ここで少し注意することが。

第二の親である担任の先生の言うことは聞くのに、私の言うことはさっぱり聞いてくれない!!なんてことが頻繁にあるかと思います。
園では手をつないで歩けるのに、家だと自由奔放で・・・園と違って家だと好きなモノしか食べてくれない・・・等、色々あります。
夜と朝しか過ごしていないから、私との関係が希薄なんじゃ・・・先生のほうが好きだから・・・と言うのは絶対違います。

いくら親しくなっても所詮保育士。
親ではありません。
子どもは小さいながらに社会性が芽生えます。
ちゃんと家と保育所を分けて考えています。

保育園で心の拠り所となる保育士はいても、親のように全身で体当りして甘えを受け止めてもらおうとはしていません。
確かに保育士にもわがままは言いますし、いい子の面しか出さない子はいません。
けれど、理不尽に八つ当りしたり、無茶苦茶な行動をして・・・ということは親よりかはるかに少ないです。

『自分の親は何をしても最後には絶対自分を受け止めてくれる』ということを潜在的に感じているのです。
だから少しでもイヤな事、主張したいことがあったら考えなしにぶつかってくるんです。
それだけ心を許しているんだということです。

距離感が近すぎる故に親子喧嘩もあるかと思います。
なんでいい子になってくれないの!
私の気持ちわかってよ!!
親子というものは互いの思いが強いからこそ、感情むき出しバトルです。

そんなバトルを減らし、手をつないで歩くときにイライラしないためにも、「はいはい、◯◯したいのね。」「今日は付き合ってあげようかな」と付き合ってあげたり、「自分で歩きたいんだね。でも、ここは危ないから公園に行ってからね。」と場面によっては気持ちを共感しつつも抱っこしたり強制連行してしまうのもアリかな。
きっと感情的に怒っても「わたし、嫌なのに!おかーさんがガミガミして怖いー!!」と、怒っている意味を理解しないで怒られた事実だけが残るでしょう・・・。

一番大事なことは共感だと思っています。
「いま、こういう気持ちなんだね」という子どもの思いをとりあえずキャッチしてあげる。
たとえソレが間違ったことだとしても、です。
子どもにとっては自分の気持をわかってくれたという事実が安心感を与えます。

もし、間違ったことや、しないでほしいことが我が子の思いなら、気持ちを受容した上で「でも、◯◯してほしいな」などと伝えるだけでも子どもの姿は少しづつ変わってきます。
どうせ話を聞いてくれない。わかってくれない。とネガティブな感情を残さないようにしてあげると、子どもも人の話をじっくり聞いてくれる子になるでしょう。

 

さて、そんなことを偉そうに書いていながら、ついイライラしてしまうかーちゃん。
きっと、ちびこと接している時は保育士ではなく、ひとりのかーちゃんだからでしょうね。

キレイ事は目標に、実際は完璧じゃなくていいんです。
こんなこと書いちゃってなんですけどね。

少しでも子育てのヒントになりますように。

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