うちのチビ子ですが、なかなか手を焼いております。
うちのイヤイヤ娘ことチビ子は、きっと保育園などの集団に入れば、子どもなりにも社会性が生まれるので多少なりと我慢したり周りに合わせようとすると思うのです。
お家の中でのちいさな社会。
そして下僕の母とふたりきり。
事の大小関係なく、いちいち主張しまくるんです。
たかだか手をつなぐことでも一苦労です。
右に行きたいと伝えても左に行きたがり、ゴネて路上に突っ伏します。
似たような事、子を持つ多くの親が経験されているのではないでしょうか・・・。
集団生活の中では初めこそ嫌だと主張する子居ますが「みんながやっているから」「保育園(幼稚園)だから、ちゃんと先生の言うことを聞かなきゃ」等、子どもながらに考え、結構ちゃんとするものです。
一定の距離感のある人の前や緊張感がある場所なら結構お利口にでき、「なんだ、やればできるじゃん」「私の言うことはなんで聞いてくれないの!?」なんて思うこともあるかもしれません。
勘違いしてはいけないのは、「お母さん(お父さん)が嫌いだから」というわけではないこと。
「先生(や、家族以外の人)の言うことはきくのに、お母さん(お父さん)の言うことを聞かないのはしつけ方が悪いから」というのも同じ。
また、「先生(や、家族以外の人)といる時は機嫌良く過ごせるのに、お母さん(お父さん)といる時は逐一わがままを言ったり、手さえつなぐのを拒んだりするのは、我が子が両親のことが嫌いだから」というのもそうです。
とりあえず、下僕というか、一番近い存在であり、自分の思いを汲み取ってくれたり、甘えたり、何をしても思いを受け止めてくれ、傍で見守ってくれる空気のような存在というのが親。
常に感情むき出しなのです。
最後にはちゃんと自分を包み込んでくれるというのがわかっているからこそ、感情をむき出しに慣れるのです。
どんなにちいさな要求でも主張します。我慢なんかしません。(幼少期は特に)
だからね・・・空気なんか読んでくれないんです(´;ェ;`)ウゥ・・・
元保育士とはいえ、子育てのプロとはいえ、お母さんのプロではないです。
私はイラッときたりゲンナリもします。
少しでもストレスを減らした子育てライフを送るには、「ゆとり」「まぁいいか」が大切なのでは?と感じているこの頃・・・。
意識して「ゆとり」を作ることで、イライラが減って「まぁいいか」となり、ストレスが減ってきたのは事実です。
さて、このゆとりとは何かというのは書くまでもないかもしれません。
が、あえて書くのがかぁちゃん流。
少しだけ付き合ってくださいね。
ゆとりとは
物事に余裕があり窮屈でないこと。余裕。「経済的に―がない」「心に―を持つ」(goo辞書)
だそうです。
言葉通りですが、子育てに当てはめると(私の場合は)「時間に追われない」「決まり事を極力減らす」ことで生まれる気がします。
時間に追われないというのは難しいのですが、例えば家を出る時間が決まっているなら焦らないように準備を早く済ませておく。又は、早く支度が済んで手持ち無沙汰になったら早く家を出てしまい、家の近くの花壇を眺めたり、車を見たり、電車を見てゆったり時間を潰してもいいかもしれません。
これができるだけで「早くしなさい!」と怒ることが減り、「こっちの服がいい!」「自分でやりたい!!」と時間がかかって仕方がない身支度の時間に「子どもに歩み寄る」事ができ、お互いにイライラしないで過ごすことができます。
身支度にかぎらず、買い物等お出かけも同じです。
外は家の中よりもは刺激的なものがいっぱいで、好奇心旺盛な子どもは何でも知りたいし試したいんです。
1歳すぎると日増しに好奇心旺盛になってくるんです。
自己主張が始まるとこの欲求も強くなり、家に帰るのを猛烈に拒みます。
まだ探索したい対象があるのに、切り上げようとすると全力で怒ります。
世の親たちはコレにげんなりします。
私も例外ではありません。
会話ができるようになるとやりとりをしながら折り合いを付けられるかもしれませんが、そこまで成長していない時は打つ手なしです。
うまく誘うしかないです。
お母さんの大事にしているものを持たせてあげて気を逸らして切り上げる方もいれば、お菓子に頼ることもあるかもしれません。
買い物したものを持つのを手伝ってもらったり、拾ったどんぐりを握らせることもあるかな?
これはお家によってオリジナルの方法があるかもしれませんネ。
子どもを上記のように誘うにしても、早く帰宅したい思いが先行するとイライラしますよね。
怒鳴り、無理やり抱え、ベビーカーにくくったり脇に抱えて帰ることもあるかもしれません。
もちろんどうしようもなくて、そうなってしまう日もあるかもしれませんが、毎日は避けたいなと思います。
出来る限り「楽しかったね」と言う思いで帰宅したいのです。
チビ子は特に帰宅前にこうなってしまうことが多いので、た~っぷり時間に余裕を持って外出し、早く帰宅したいという思いを捨てて、「こうなったらとことんチビ子の生態を観察しようではないか」くらいの気持ちで接しようと心がけています。
あんまり長引きすぎても行けませんし、ふて腐れるものなら、気持ちを切り替えられるよう転換してあげたりもします。
まぁ、どうしてもという時は無理に連れて帰りますけどね。
あと、「決まり事を極力減らす」というのは、捉え方を間違えてほしくはありません。
例えば、身につけて欲しい生活習慣。
これは減らしてはいけない決まり事でしょうね。
むしろ成長とともに増やし、自立を促していってあげてほしいものです。
どういうことかというと、生活習慣や、命にかかわること、マナー以外のことです。
家庭によって文化も違うので、例外がいくつもあってもいいと思いますが・・・。
私の思っている決まり事にしなくても良さそうな事は、「◯◯できたら●●してあげる」という交換条件を頑なに守らせる(「できなかったらダメ」と、理解の浅い子・できなかった事実を自己処理できない子どもに行うこと)や、自分でできることは自分でやる決まりをつくる(自分でできることをやろうとせず、親にやってもらいたがっているのに断固拒否の姿勢を取る)こと、達成できるかわからないレベルの決まりを強要させることなどです。
そもそも決まりとは親の気分で決めるものではないと思います。
子どもと話し合った上で決めるものですし、小さい子にとっては特に達成できるものであってほしいです。
何も、乳児期から試練を課すことはありません。
それよりも、「出来た」という達成感を積み重ねて、満足感だけでなく、自己肯定感や次への意欲、自信をつけることの方がどれだけ大切か。成長とともに、達成できなかった事実をしっかり受け止め、自己処理し、次へ活かせるのですが、それはまた別の話ということで。
とりあえず「ほら出来なかった」「出来なかったからダメ」といらない決まりで縛って、イライラするのは損な気がしませんか?
自分で自分の首を絞めちゃうと、心のゆとりがなくなってきてしまいます。
ザーッと書きましたが、今日もちび姫は自由人でして。
友人のプレゼントを買いにイトーヨーカドーに行ったのですが、「手を繋ぎたくない」と断固拒否。
仕方なくても繋がずにぷらぷら・・・。
チビ子が迷子にならないように目配りし、まともに品定めができません。
何とか購入したのですが、今度はイトーヨーカドーから出たくないと怒る。怒る!
時間もたくさんあったので3Fにあるキッズスペースで遊ばせようと誘ったのですが、チビ子は「おかぁちゃんのいく方向へついていくのは嫌!!!」と。
もー。良いところにいくっていうのに。言葉を理解してくれたらどんなに楽か・・・。
はて、どうしたものか。
完全にへそを曲げて、岩のように動かなくなってしまいました。
周りを見渡すとガチャガチャがあったので、「チビ子ちゃん、可愛いのあるよ」と指差すと「あ!!!」と表情急変。
よし、これで機嫌を直してくれるはず!
へそを曲げていたことも忘れてくれるはず!!
・・・とおもったのですが、今度は「こえー(これ)」「こえー!」
ほしいのかい??
いつもなら買わないけど、これから島忠(イトーヨーカドーの隣の店舗)にも行きたいし、食材も買いたいし、時間かかりそうだから!!
これでおとなしくなるのなら!!!
・・・かぁちゃんってば弱いです。
これを手にして難なくイトーヨーカドーを出て島忠へ。
またもや手はつないでくれませんでしたが、一人でテケテケ歩かなかったので安全に行けました・・・。
で、今度は島忠で崩れる。
原因はコイツ。
自分で持ちたいと聞かず、一生懸命もってくれたのですが、会計しないままエスカレーターに乗りたがる娘。
盗人になるでない(汗)
どうしてもエスカレーターに乗ると聞かず、泣きだしたのでティッシュを売り場へ戻そうとするとさらにギャン泣き。
ティッシュ戻さないとエスカレーターに乗れないのですが・・・。
エスカレータに乗りたい。
未購入のティッシュも持ちたい。
レジのところへ連れて行こうにもエスカレーターから遠ざかるので全力で抵抗。
・・・もう!!!
かーちゃん、どうすればええねん!!!
仕方なくチビ子の意思そっちのけでレジへ。
もちろんチビ子は泣きながら全力抵抗しながらかーちゃんに抱きかかえられられることに(笑)
ティッシュ買うのにもこんな大変なんて、ネタにしかならんね。
無事購入する頃にはエスカレータのことなんかさっぱり忘れていたので、早めに切り上げて正解でした。
が、持ちたい病は継続中でして、食品売り場までの長い距離をほんと~にゆっくり歩いていました。
途中重たいとティッシュを手放したので、ティッシュを拾おうとしたのですが、怒り、結局自分で持ち・・・。
疲れたからと座り込みを始め、「ティッシュを持ってあげようか」と声をかけるとふくれっ面に。
抱きかかえようとするとお怒りモードになりかけたのですぐに諦め、手をつないで一緒にあるこうにも完全拒否。
な・・・長い道のりでした。
食品売り場まできて、同しようもないだろうと推測して、カートに座らせようとしたらこの世の終わり泣きを始め、仰け反りながら足をバタバタ。
そして、かーちゃんの口と鼻の間あたりにクリーンヒット。
こ、コイツ・・・(#`-_ゝ-)ピキ
もー、かーちゃんキレました。
有無をいわさずカートにツッコミ、泣こうが喚こうが知らん!!
もー!!!!知らんで!!!!!
DVに走ったチビ子はというと、最初はギャン泣きしていたもののケロッとし・・・なんやねん。
優雅に食材を買うことができたのでかーちゃんの怒りもすぐに吹っ飛びました。
お互い忘れっぽくてよかったね・・・。
で、ここで終わらないのがチビ子さん。
無事に買い物が終わり、帰ろうとしたら、無かった子供用乗り物カートを発見!!!
なぜ!?
きた時はなかったやーん(´;ェ;`)ウゥ・・・
コレに食いつかないわけがないですよね。
チビ子さん、これ乗ると主張。
・・・今買い物終わったばかりじゃん。
もう昼ごはんお時間じゃない。
「えー、帰ろうよー。」と言うかーちゃんにふくれっ面になるチビ子。
ふくれっ面のまま下を向き、睨むチビ子。
さて、どうなるかな・・・。
なんて傍観してまもなくシクシクと泣き始め、乗せようと思ったらカートに乗りたげな(推定)2歳半の女の子。
はい、撤退ー!!
チビ子ちゃん、何事もなかったように抱っこでバイバイです。
手には興味がなくなりかけていたガチャガチャの中身を握らせ、チビ子はソレに気を取られていたので泣かずにすみました。
疲れるお買い物でした。
午後は公園へ・・・公園でも大変だったのは言うまでもありませんが、ご想像にお任せいたします(´;ェ;`)ウゥ・・・
ヤル気スイッチここです↓